コンドロイチンを摂り入れて老化を防ぐ方法

関節痛に効果があることで知られているコンドロイチンは、主に関節の軟骨にあるネバネバした物質であり人間の体の中に存在しています。ですが、歳を重ねるごとに体内のコンドロイチンはどんどん減少してしまいます。そのため、コンドロイチンの性質を知り上手に体にとりいれることが大切です。今回はコンドロイチンの性質や摂取法について詳しくお話しさせて頂きますのでぜひ参考にしてください。

コンドロイチンとは?

コンドロイチンはサメなどの軟骨に多く含まれ、細胞同士を繋ぐ粘り気のある物質です。人間の関節の軟骨にも含まれており、その他にも血管や皮膚に存在しています。コンドロイチンには強力な保水力があるため軟骨の動きを滑らかにします。また、関節痛や腰の痛みを和らげる効果があるため、病院でも薬として幅広く利用されています。コンドロイチンをとりいれて保水力をアップさせ、軟骨同士の摩擦を減らすことで様々な体の痛みが解消されます。そんなコンドロイチンは20代を過ぎたあたりからどんどん減ってしまうため外から体内にとりいれる必要があります。コンドロイチンの減少が進むことで関節を曲げたり動かしたりするときに軟骨同士がこすれてしまい、関節痛を引き起こしてしまいます。つまり、コンドロイチンは私たちの体にとって必要不可欠な存在なのです。

コンドロイチンの保水力

コンドロイチンは少量でも数リットルもの水分を蓄えることができると言われています。赤ちゃんの時はたくさんのコンドロイチンをもっているため、肌はみずみずしく潤っています。ですが、年齢を重ねるごとにコンドロイチンが減少してしまうため乾燥肌になったり体の節々に痛みを感じるようになります。コンドロイチンが減少するとそれに比例して体の中の水分量も減ってしまうため老化が進みやすくなってしまいます。体内の水分量が減ることは、美容面だけでなく内臓の働きや血管にも影響を及ぼしてしまうため注意が必要です。

コンドロイチンはサプリで摂取しよう

健康、美容のためにもコンドロイチンの減少を防ぎたいと思いますよね。たとえ体内のコンドロイチンが減少してしまっても、外から摂取すれば保水力を維持することができます。コンドロイチンには植物性と動物性のものがあり、それらの食品を摂取することで体内にとりいれることが可能です。植物性だと山芋やおくらなどのネバネバしている食品に含まれており、動物性はサメやすっぽん、鰻などに含まれています。ですが、食品からコンドロイチンを摂取しようと思うと相当な量をとらなければ効果が得られないため効率的ではありません。

そこでおすすめなのがコンドロイチンのサプリを利用する方法です。以前は主にクジラから作られていましたが、現在ではサメの軟骨が主成分となっているサプリが多いです。サプリなら手軽に始められますし、食品からとるよりも体内に吸収されやすいためはやく効果を実感できます。関節の痛みや乾燥などの症状を感じていない方でも、コンドロイチンを意識的にとりいれながら前もって老化を予防することをおすすめします。

まとめ

コンドロイチンの性質や摂取法についてお話しさせて頂きました。コンドロイチンには素晴らしい保水力があることがお分かりいただけたかと思います。コンドロイチンを上手に摂取しながら体の不調や老化を防いでいきましょう。